高度な設定

米Microsoft Corporation傘下のSkypeは14日(現地時間)、Windows 10向け「Skype」アプリの最新版(v11.19)の機能を、公式ブログ“Windows Experience Blog”で明らかにした。今回のアップデートでは、ファイルの共有や通話、会話への参加をより手軽に行うための改善が数多く盛り込まれている。

まず、サイドパネルのデザインが刷新。連絡先や“BOT”を切り替えるタブは廃止され、シンプルに“最近”の会話(チャット)履歴のみをリスト表示するようになった。このリストの上部には、新しい会話を始めるための[+]ボタン、アカウント情報や設定画面へアクセスできるプロフィールアイコン、通話を開始するためのダイヤルボタンが用意されている。シンプルでコンパクトなデザインながら、こうしたボタンが従来よりも大きく、また目につく場所に配置されているため、使い勝手はよさそうだ。

また、チャットメッセージへリアクションを付けられるようになったのも大きな変更点。相手からのメッセージの右上にある顔アイコンをクリックすると絵文字パネルが現れ、泣いたり、ビックリしたり、ハートで好意を示したり、サムアップで同意を表明したりといったリアクションを簡単に付けることができる。

そのほかにも、Windows 10の[共有]機能をサポート。Windows ストアアプリの[共有]コマンドを利用すると、アプリ一覧に「Skype」が現れるので、それを選択すると、特定の相手やグループへ向けてメッセージ付きでファイル、ビデオ、写真、リンクを送信することができる。

Windows 10向け「Skype」アプリは、現在“Microsoft ストア”から無償でダウンロード可能。すでにインストールしている場合は「ストア」アプリ経由でアップデートできる。

 

 

 

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「Windows 10」最新テストビルド16237が公開--高DPI画面での表示改善など

「Windows XP」にもセキュリティ更新--WannaCry類似のリスクに対処

Microsoftは米国時間7月7日、PC向けの最新の「Windows 10」ビルドを試すことができるFast Ringプログラムで、最新のビルドを公開した。多数の新機能や機能強化が加わっている。

最新のテストビルド「Build 16237」では、Windowsのシェルに変更が加わり、デバイスを高DPI画面で利用しているユーザーが感じていた問題が一部修正された。「Surface」デバイスユーザーは経験済みかもしれないが、端末をドッキングした際などにデスクトップアプリがぼやけることがあり、Windowsをログアウトして再ログインする必要があった。

最新のビルドリリースを伝えるMicrosoftの公式ブログによると、ユーザーがデスクトップアプリを再起動するだけできちんとレンダリングできるようになったという。Windows Insiderを統括するDona Sarkar氏は、今回のアップデートではすべてのデスクトップアプリを対象としておらず、Universal Windows Platform(UWP)アプリには適用されないとしている。

「Hyper-V」には新しい“仮想マシンギャラリー”が追加された。ただし、今回のビルドではこのギャラリーの存在が分かるものの、まだ中身はない。

さらに「Edge」ブラウザ、通知とアクションセンター、「My People」も強化された。タッチキーボードも強化されたほか、前回のWindows 10 Insiderビルドでタスクマネージャーに加わったGPUパフォーマンスの表示に関するアップデートも改良されている。

「Cortana Camera Roll Insights」「Cortana Lasso」、及びクロスデバイスの「Map Handoff」機能(ユーザーがPC上で位置を検索した後、自分のモバイル端末で行き方情報を共有できる)は削除された。

 

 

 

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「Windows XP」にもセキュリティ更新--WannaCry類似のリスクに対処

Microsoft、誤って予定外のWindows 10インサイダープレビューを配布

Microsoftは米国時間6月13日、5月に発生したランサムウェア「WannaCry/WannaCrypt」の衝撃的な流行の原因となったものに似た攻撃を防ぐ、一連のセキュリティアップデートを公開した。

同社の発表では「国家による活動が行われる可能性」のリスクを強調している。ただし、疑わしい国の名前は挙げられていない。

今回のセキュリティアップデートは、サポート対象バージョンのWindowsを使用しているデバイスに対して、Windows Update経由で自動的に配信される。これには、「Windows 10」「Windows 8.1」「Windows 7」、および「Windows Server」の2008以降が含まれる。

これに加えMicrosoftは、サポートが終了している一部バージョンのWindows向けアップデートも同時に公開し、手動でダウンロードできるようにした。対象には「Windows XP」やWindows Server 2003が含まれる。これらのWindowsは、公式のサポートライフサイクルが終了してから何年も経つが、いまだに多くのビジネス顧客によって利用されている。

新しいアップデートは、「Microsoftダウンロードセンター」か、「Microsoft Updateカタログ」から入手できる。リンクについては、「セキュリティ更新プログラムの概要」ページを参照してほしい。また、サポートが終了したWindowsを使用しているユーザーは、「マイクロソフトセキュリティアドバイザリ4025685:古いプラットフォームのためのガイダンス」を読んで、ガイダンスとダウンロードリンクを確認すべきだ。

この数カ月間、Windows Updateに関して前例のない対応が続いている。2月には、初めて通常の月例パッチの配信が取りやめられ、次の月まで延期された。後から考えれば、このときMicrosoftは、ランサムウェア「WannaCry」の世界的流行を引き起こした問題を修正するアップデートを準備するため、緊急の対応を進めていたのだろう。

その後5月には、WannaCryが引き起こした破壊的な影響を受けて、MicrosoftはWindows XPを含むサポートが終了したバージョンのWindowsに向けた臨時のアップデートを公開した。通常、これらのセキュリティアップデートは、料金を払ってサポート契約を結んでいる、企業顧客にしか提供されていない。

5月に発表されたセキュリティ研究者のレポートによれば、実はWannaCryの攻撃コードにバグがあったため、多くのWindows XPマシンがクラッシュして、マルウェアに感染しなかったのだという。しかし、次のサイバー攻撃の流行でも、このような幸運がXPユーザーに起きるとは限らない。

 

 

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Microsoft、誤って予定外のWindows 10インサイダープレビューを配布

Microsoft、Windows 10 Creators Update向けに、セキュリティ修正を含まないアップデートの不定期配信を開始

米Microsoftは1日(現地時間)、誤って一般に公開する予定ではないWindows 10 Insider Previewビルドを配布したことを明らかにした。

該当するのはPC向けの「from RS_EDGE_CASE」ビルドとスマートフォン向けの「from RS_IoT」ビルド。これらは、内部での開発段階のものだったが、エンジニアリングシステムへ誤って導入された。同社では問題に気づいて即座に配布を停止したが、ごく一部のユーザーはこのビルドを受け取ったという。

PC版のビルドを受け取り、インストールした場合は、次の正式なプレビュービルドが公開されるのを待つか、インストールした後にディスクのクリーンアップを行なっていなければ、10日以内なら設定から以前のビルドにロールバックできる。

スマートフォン版は、インストールすると、延々とリブートし続ける。この場合は、Windows Device Recovery Toolを使ってシステムをリフレッシュするしかない。インストールしてなくとも、受け取り済みの場合は、設定からデバイスのリセットを行なう必要がある。

なお、次の正式なプレビュービルドが公開されるのは早くとも来週以降となる。

 

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Microsoft、Windows 10 Creators Update向けに、セキュリティ修正を含まないアップデートの不定期配信を開始

Microsoft、軽量OS「Windows 10 S」発表 「Chrome OS」対抗

   Microsoftは25日、「Windows 10 Creators Update(1703)」向けの品質更新プログラム「KB4020102」をWindows UpdateやMicrosoft Updateカタログを通じて提供開始した。

    Microsoftでは4月24日に、Windows 10 Creators Update(1703)を対象とするアップデートの提供について、現在月例で提供している「セキュリティ修正アップデート」に加え、セキュリティ修正を含まない「アップデート」を月に1回あるいは複数回提供するとの方針を発表している。

   今回提供が開始されたKB4020102は、この方針に沿って提供される初めてのアップデートで、セキュリティ修正に関するアップデートは含まれておらず、不具合修正を中心としたシステムの品質を改善するもの。新機能の追加なども行われない。

   KB4020102では、マルチディスプレイ環境におけるSplit View(画面分割)、Unicodeのレンダリング、Microsoft Edge、Internet Explorer 11、NTLMなどに関する不具合の修正が行われている。なお、更新の適用には再起動が必要となる。また、Windowsのビルド番号は15063.332になる。

 

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Microsoft、軽量OS「Windows 10 S」発表 「Chrome OS」対抗

Windows 7終了まであと1,000日……

米Microsoftは5月2日(現地時間)、「Learn what's next」と題した教育関連の発表イベントで、軽量OS「Windows 10 S」を発表した。

まずは同日発表のクラムシェル型の新Surface端末「Surface Laptop」に搭載される。同端末は米国で6月15日の発売だ。

米Googleの「Chrome OS」と同様に、アプリストア(Microsoftの場合は「Windows Store」)から入手する「UWP(Universal Windows Platform)」のアプリのみが利用できる。

「Office 365 Personal」がWindows Storeでリリースされた。

Windows 10 Sの特徴の1つはログインしてから起動するまでが速いこと。イベントのデモでは、「Windows 10 Pro」と比較して10秒くらい速く起動した。

USBメモリで簡単にセットアップできるのも特徴だ。

なお、「Windows 10 Cloud」という名前になるといううわさもあったが、Windows 10 Sの「S」はStreamlined、Secure、Superior performance、そしてSoulのSとのこと。

Acer、ASUS、Dell、富士通、東芝、HPなどがパートナーとしてWindows 10 S搭載端末「Windows 10 education PC」を発売する。価格は189ドルから。米国の新学期前の夏から発売の予定だ。

これらの端末には、マインクラフトの教育エディションの1年分の無料加入権が付属する。また、「Microsoft Teams」を含む「Microsoft Office 365 for Education」も無料で使える。

Windows 10 SはWindows Store経由でWindows 10 Proにアップグレード可能だ。教育関係者であれば無料で、一般ユーザーは49ドルでアップグレードできる。

英調査会社Futuresource Consultingによると、米国のK-12教育機関が採用するOSに関する2016年の調査で、米Googleの「Chrome OS」のシェアが前年比8ポイント増の58%、MicrosoftのWindowsは22%だった。

 

 

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Windows 7終了まであと1,000日……

「Internet Explorer 11」で「VBScript」が無効に ~「Windows 10 Creators Update」

  “やじうまの杜”では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。

   11日にWindows Vistaのサポートが終了したばかりですが、19日でWindows 7 SP1のサポート完全終了まであと1,000日となりました。延長サポートの終了日は2020年1月14日です。

   思えば2009年10月にWindows 7の提供が開始されてから、もう7年以上が経過しているんですね。メインストリームサポートが終了して延長サポートに移行してからも2年以上たっています。延長サポートが終了すると、セキュリティ関連などの更新プログラムは一切提供されなくなり、システムの乗っ取りなどの攻撃に対して脆弱な状態になってしまいます。

   『まだ1,000日ある』と考えるか、『もう1,000日しかない』と考えるかは状況にもよるでしょうが、そろそろ最新OSへの移行を念頭に置いたほうが良いのではないでしょうか? 幸いなことにWindows 7であれば、Windows 10へ移行するためのツールが用意されており、ライセンスさえあれば比較的簡単にアップグレード可能です。比較的最近購入したマシンであれば、Windows 10に必要なシステム要件を満たしている場合も多いでしょう。

   特に、Windows 10の無償アップグレードキャンペーン中に“無償アップグレード権”だけを確保した方は、もう一度Windows 10への移行を考えてみてはいかがでしょうか?

 

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「Internet Explorer 11」で「VBScript」が無効に ~「Windows 10 Creators Update」

「Windows 10」のプライバシー設定についてMicrosoftが説明

   米Microsoft Corporationは12日(現地時間)、公式ブログ“Microsoft Edge Dev Blog”で、「Internet Explorer 11」における「VBScript」の実行を無効化したことを明らかにした。「Windows 10 Creators Update」および4月の月例アップデートから導入されている。



   「Internet Explorer 11」では「VBScript」の利用が推奨されておらず、標準のドキュメントモードでページが表示されている場合は、これまでも「VBScript」が無効化されていた。ただし、下位互換性を保つための一時的な措置として、それ以外のドキュメントモードでは例外的に「VBScript」の実行が許可されていた。

   しかし、最新版の「Windows 10」ではすべてのドキュメントモードで「VBScript」の実行をブロックするオプションが導入されているという。同社は「VBScript」に依存するすべてのページを更新することを推奨している。

   そのほかにも、「Windows 10 Creators Update」の「Internet Explorer 11」ではタブバーの右端に[Microsoft Edge を開く]ボタンが追加されている。このボタンは単に「Microsoft Edge」の“スタート ページ”を開くだけのもので、不要な場合は「インターネット オプション」から無効化することもできる。

 

 

 

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「Windows 10」のプライバシー設定についてMicrosoftが説明

Windows 10の「Creators Update」は4月11日配信スタート

米Microsoftは4月5日(現地時間)、同日からマニュアルダウンロードが可能になった「Windows 10」のアップデート「Creators Update」でのプライバシー設定について説明した。

Windows 10ではサービス改善のために多様なユーザーデータを収集しているが、これがユーザーやプライバシー擁護派の懸念を招いていた。MicrosoftはかねてCreators Updateでデータ収集に関する透明性を高め、設定を分かりやすくするとしていた。

アップデート後、「プライバシー設定」の初期設定は以下のようになる。基本的な診断データ以外の、位置情報、音声認識、より多くの診断データ、関連性の高い広告を表示するためのデータなどは収集されない設定だ。

基本的な診断データには、Windows 10の安全を保つために最低限必要な、端末、ネット接続、構成データなどが含まれる。

ユーザーはここで、Microsoftに送ってもいいデータを選択して有効にできる。例えばCortanaを快適に使うには、音声認識をオンにする必要がある。診断データをBasicからFullに切り替えると、Webブラウザ、使用アプリ、入力データもMicrosoftに送ることになる。データの詳細はTechNetのブログで参照できる。

Microsoftは、Windows 10を快適に使うためには、すべて有効にするよう推奨している。

日本語版はまだないが、Microsoftは「Microsoft privacy dashboard」を公開しており、ここでも設定を確認できる。これは米Googleの「アカウント情報」と似た、ユーザーが使っているMicrosoftのサービス全般でのプライバシーについて一元管理できるダッシュボードだ。

 

 

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Windows 10の「Creators Update」は4月11日配信スタート

Windows Vistaのサポート期限があと20日に迫る 2017年4月11日終了

米Microsoftは3月29日(現地時間)、「Windows 10」の次期アップデート「Creators Update」を4月11日から“ローリングアウト”すると発表した。Windows 10ユーザーは無償でアップデートできる。

前回の「Anniversary Update」は8月2日だったので、約8カ月ぶりになる。なお、ビルドは「15063」になる見込み。

今回のアップデートも前回同様、一般ユーザーはインストールのタイミングを指定するのにやや手間がかかるが、Creators Updateの新機能として、アップデート告知ですぐに再起動するか、時間を設定するか、スヌーズするかを選べるようになる。

この他、これまでに以下のような新機能が紹介されている。

・「Paint 3D Preview」などの3D機能
・MR(Mixed Reality)対応
・ゲーム配信プラットフォーム「Beam」の追加
・ブルーライトフィルターの追加
・Edgeブラウザの機能強化
・Bluetoothで接続した端末が離れるとWindowsを自動ロックする「Dynamic Lock」

 

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